こんにちはFonchiです。
転職活動の続きです。今回は求人への応募から一次面接までのことを書きます。
だらだらと書いてあるので、先に一次面接までで大事だと思ったことを箇条書きでまとめます。時間ない方はここだけ見てください。
・書類選考は落ちるものだと思って、興味ある企業はとりあえず応募する
・面接対策をちゃんとする
・時間があるときにSPIやCAB等の適性検査の勉強をしておくとよい
・部屋の掃除、スーツが着られるかを確認する
・一次面接が終わった後にその企業のどこが良かったか、悪かったかを箇条書きでいいのでまとめておく
なぜ大事だと思ったのか、具体的にどうしていたか時系列に沿って書いていきます。
前回の記事は、サイト登録からキャリアシートや職務経歴書の修正・再提出までを書きましたので、その続きからになります。
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応募開始
キャリアシートや職務経歴書の修正・再提出後は、修正内容の確認を担当エージェントと電話で話し、応募が開始します。
応募開始と書きましたが、サイトに登録した時点で求人自体は確認も応募もできます。ただ、実際に企業に書類が提出されるのが修正内容の確認をした後になるので、それまでは応募ボタンを押しても企業には届かず、エージェントで止まっている状態となります。
求人は1回目の面談後、こちらの希望に合った求人を担当エージェントが選んでくれて、おすすめの求人欄に追加されていきます。担当エージェントが選ぶのは最初の1回だけで、そのあとはAIが自分に合った求人を選んでくれます。なので、1回目以降の求人の精度は落ちるので、自分で取捨選択する必要があります。
エージェント曰く、書類選考が通る確率は大体10%~15%で、タイミングによって左右されるとのこと。タイミングが良ければ100社中30社で書類選考が通るときもあれば、5社などの場合もあるそうです。
じゃあ、タイミングってなによ?という話です。企業がその時求めている人材と自分がマッチするかもありますが、一番はライバルの存在が大きいそうです。
ライバルが何人いるかで選考の通りやすさが変わり、ライバルが少ない状態で選考してもらうためにいかにライバルより早く応募するかがとても重要になるそうです。
書類選考の通過率やタイミングがあるので、担当エージェントからは「話が聞いてみたいな、ぐらいの気持ちで応募してください」と言われました。
また、「書類選考の通過率は低いので、選考に落ちても落ち込まずにどんどん応募しましょう!」とも言われました。
ちなみに転職者のメンタル面のサポートもエージェントの仕事らしいので、落ち込んだ場合もちゃんと相談してくださいとのことです。優しいですが大変そうですね。
あとは、求人に「必要な能力・経験」が書かれていますが、気にしなくていいですとも言われました。企業が求める能力、経験であって、必須と書かれていても必ずしも必要ではないらしいです。
もちろん、必須と書かれている能力・経験があれば書類選考は通りやすいですし、なければ落ちやすいとは思います。ですが、企業が求める能力・経験なだけであって、応募資格ではないのです。自分から「必須条件満たしてないから応募できない・・」と遠慮する必要はないです。
気になる企業があったら、とりあえず応募する。必須条件を満たしてなくても気になるなら応募する。
そんなことをしていたら、書類選考は通ったけど自宅から遠い企業もちらほらありました。通えなくもないけどちょっとキツイな・・という絶妙な距離です。
数を応募するのも大事ですが、ちゃんと通勤できるかも考えながら応募したほうがいいです。転職に合わせて引っ越しをするなら特に考えず応募しましょう。
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書類選考通過
書類選考が通ったら、エージェント経由で面接日時の連絡が来ます。
基本的には企業側から複数の候補日が提示されているので、その中から自分が空いている時間を回答します。日時の回答は、メールではなくサイト内の専用ページから回答します。
専用ページは日時を選択できる画面で、すでに決まっている面接の時間や調整中の面接の時間の表示があり、それを確認しながら回答できます。
また日時を選択するときに別の面接と時間が被っていたりするとアイコンで知らせてくれるので、とても便利です。
一次面接はwebで行う企業が多いため、1日に2社や3社の面接予定を入れることも可能です。しかし、稀に対面の企業もあるので、日程調整するときに開催場所の確認を怠ると大変なことになります。
ちなみにwebで使用するアプリは企業から指定されますが、基本的のは以下どれかになると思います。
・Microsoft Teams
・Zoom
・Google meet
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面接対策について
面接対策は、書類選考が通った後に考えてもいいですが、面接の日程によっては時間が取れない可能性があるので、自己PRなど企業によって左右されない基本的なことは先に考えておくと心の余裕に繋がります。
また、エージェントを使用していれば、エージェントと疑似面接みたいな感じで、面接対策もしてくれるそうです。エージェントとの面接対策をするのとしないのでは、面接の通過率がかなり変わるらしいので、面接が苦手な方はお願いすることをオススメします。
私はとりあえず、自力で面接してみて、あまりにも落ちまくったらお願いしようと思います。
担当エージェントに面接対策で大事なことは、転職理由と志望動機を繋げることだと言われました。例えば、営業や接客業、顧客と関わりが多そうな企業の面接の場合、
転職理由:現職が顧客との関わりが薄く、やりがいを感じられないので、転職しようと思った。
志望動機:御社が顧客との関わりを大事にしているため興味を持った。
という感じです。
自己PRとして、自分の経歴や経験してきたこと、長所・短所など、面接で聞かれそうな基本的なことを忘れないように書き出しておくといいでしょう。
参考までに面接で聞かれたことを書いておきます。
・経歴や自己PRを含めた自己紹介
・転職理由
・志望動機
・今までに力を入れたこと
・グループで活動した経験とその時の役割
・入社後何をしたいか
・今までの仕事でやりがいを感じたこと
・得意な作業と苦手な作業
・今までに苦労した業務
あとは、自分の経歴に沿った技術的な質問などがありました。
エージェントから企業に転職理由なども伝えられているので、その内容を確認しておくことも大事です。あまり、エージェントから伝えた転職理由と離れていると企業側も違和感を覚えるでしょう。企業によっては、エージェントから伝えた転職理由について詳しく聞きたいと質問されることもあります。
このエージェントから企業に伝えられる転職理由等は、1回目の面談のときに伝えた内容をエージェント側で言い回しを変えて伝えていると思うので、面談のときと転職へのスタンスが変わっていなければ大丈夫だと思います。
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適性検査について
新卒採用の時ほど適性検査(SPIなど)を実施する企業は少ないと思いますが、一次面接前や後に適性検査を受けてくださいとお願いする企業もあります。求人の選考欄に「適性検査:有」などと書かれているので、応募するときにチェックしましょう。
大手企業ほど何かしらの適性検査がある気がするので、大手企業を目指している方は対策をしておいた方がいいでしょう。
適性検査の種類は企業によってバラバラです。私が受けた適性検査を以下に書きます。
・SPI(言語、非言語)
・Web-CAB
・性格を診断する適性検査
・筆記試験(論理的思考のテスト、英語の翻訳、作文)
今回の転職活動で初めてWeb-CABというものを知りました。SPIが幅広い資質を測るのに対して、Web-CABはIT系の職種への資質を測るための検査らしいです。計算問題もありますが、法則性を見つけるような論理的な思考能力を測る問題が出てきます。
対策をするならSPIとWeb-CABですが、必須ではないです。担当エージェントからも「本当にやばい人を落とすためなので、1時間ほど対策すればいいと思います」と言われました。
しかし、本命の企業であれば頑張りたくなるものです。適性検査を受けられる期間が短い場合もあるので、合間で勉強しておいた方が慌てなくて済みます。
SPIもWeb-CABも無料のアプリがあるので、通勤などの時間にやるといいかもしれません。
正確を診断する系の適性検査は、対策のしようがないので、ただただ正直に答えましょう。
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面接準備
先ほど、一次面接はwebでするところが多いと書きました。webなので、基本的には自室で面接することになります。
そのため、面接時に映る背景には気を遣わないといけません。
物が散乱している部屋ときれいに整理されている部屋では、どちらの方が良い印象を与えるかは言うまでもありません。
背景に壁や窓、ドア以外の物が映らない状況にできれば一番良いです。あとは、会議用ライトがあると尚良いです。俗に言う映え用ライトです。
面接は第一印象が大事なので、自分の顔がはっきり明るく映る環境というのはとても大事です。部屋だと逆光になってしまうことが多いので、顔が暗くなり、印象も暗くなってしまいます。安いものでもいいのであると良いと思います。
また、webとはいえ面接なので、スーツを着ます。普段からスーツを着ている方なら問題ありませんが、たまにしかスーツを着ない方は、今持っているスーツを着ることができるのかを確認したほうがいいです。
体系が変わってスーツが着られなくなっていたら大変です。
面接時はSNSでよく見かける上だけスーツ、下はスウェットのスタイルでした。
面接中に立つことはないのでバレません。
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一次面接について
日時が確定すれば、いよいよ一次面接です。
ほとんどの企業が所属するであろう部署の担当者や管理職、あとは人事の採用担当者といったメンバーでした。
緊張で質問に答えるだけでいっぱいいっぱいになってしまうかもしれませんが、自分が実際に入社したら一緒に仕事するであろう方たちなので、自分に合いそうかどうかも考えながら面接を受けられると良いです。
私は一次面接の雰囲気で自分と会わなそうだと感じたら、その後の選考は辞退しています。直感大事です。
また、どのように面接が進んでいくかのは企業によって違います。
面接でイメージするような、自己紹介・自己PRから始まって、面接官の方々から質問の受け答えをする企業ももちろんありますが、面接の前に企業紹介をしてくれるところ
、面接の後に企業紹介をしてくれるところ、自己紹介なしで面接官の質問から始まるところなど様々でした。
とりあえず、面接対策をしっかりして臨機応変に対応できるようにしておきましょう。
面接の雰囲気も企業によって様々でしたか、基本的には和やかに進んでいく企業が多かったです。
大手企業は人柄重視で、今までの経験とか何を考えていたかなどの質問が多く、
中小企業の方が、即戦力を求めているので技術的な質問が多かった印象です。
全体的に新卒採用の時よりも和やかで、企業側も緊張していなくて自然体といった感じです。質問される内容も自分が今までやってきた仕事に関することなので、話す内容をちゃんと考えないといけなかった新卒採用よりも個人的には楽でした。
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面接後に感想をまとめる
最後に大事なのは、一次面接を受けた後にその企業がどうだったか、何がいいと感じて何がダメと感じたのかをすぐにまとめることです。
これは、箇条書きでいいです。時間をかけずに感じたことをまとめてください。まとめておかないと選考が進んで二次面接や最終面接を受ける時に頭が混乱します。
複数社面接を受けていると事業内容が似ている企業で魅力に感じた点や制度などがごっちゃになる可能性があります。
ちゃんとその企業の魅力や不安点をまとめて、次回選考時に別の企業の話をしないようにしましょう。
また、最終面接のときに「一次面接のときに○○○○がいいと思ったので」などが言えると企業側の印象もよくなると思います。
あとは、次転職するとなった時の参考にもなります。
一次面接が通ったら、いよいよ二次面接や最終面接です。基本的に面接回数は2回のところが多いので、次が最終面接のところがほとんどです。最終面接も楽しく前向きに頑張ります!